全日本杉並予選二回戦。桃二の先攻で始まった試合は、両チームとも好投し守備も固く投手戦となりました。

初回、岩下投手の立ち上がり先頭打者にツーベースヒットを浴び三盗に対してキャッチャーの送球エラーで1点を失います。4番にもセンター前ヒットを許すも後続を断ち初回を最少失点で切り抜けました。
二回1アウトランナーなしの場面では、辻選手が後2メートルで柵越えという大きなエンタイトルドツーベースを放ちました。そしてツーアウト三塁となり7番吉野選手が打席にたちます。自打球でファールが認められた後の4球目、ライト前に落ちるタイムリーヒットを打ちすぐさま同点に追いつきます。そして均衡が破れたのは4回表、ワンアウト満塁でまたしても吉野選手に打席が回ってきました。リリーフピッチャーの初球をレフト前に弾き飛ばします！レフトも懸命にチャージしスライディングキャッチを試みるも捕球しきれずこの間に三塁ランナーが生還し、貴重な追加点をもぎ取ることに成功！なおもワンアウト満塁でしたが後続を断たれ1点のみの追加となります。

流れを失いかけた桃二ですが、四回裏先頭打者のセンターへの浅いフライにこの回からセンターに入った武井選手がチャージしWBCのヌートバーのようなダイビングキャッチに成功！！
これでしっかり流れを引き留めた桃二は2-1で勝利を収めました。
久我山イーグルスさんありがとうございました。

（この試合の2点をすべて挙げた吉野選手）

（ヌートバーのようなダイビングキャッチを決めた武井選手）

（五回 65球 被安打2 四球1 奪三振4 失点1で完投した岩下選手）