荻窪地区大会の突然の中止により、この代として最後の大会となった武蔵屋カップ。
1ヶ月ぶりの試合となりましたが、6年生と1日でも長く戦うために、負けられない試合でした。
先発はエース創太。初回にいきなり3点を失ってしまいましたが、ライトの滉紀がライトゴロを完成させて相手の攻撃を断ち切りました。
裏の攻撃ではツーアウトから創太が出塁。
すると雄太、大希に連続タイムリーが出て2点を返します。
その後しばらくは我慢くらべとなり、試合が動いたのは5回。
優斗、瀬乃の連打でノーアウト1・2塁。代打・裕の完璧な送りバントが相手のミスを誘い、同点に追いつきます。打順は1番に返り、ここで一気に勝ち越します!!…のはずが、あれ?後続は続きませんでした。ここで1本出したかった!
なんとか抑えたい6回でしたが、先頭打者を出してしまい、ランナー2・3塁。ここは1点も与えまいと前進守備を敷きました。しかしスクイズを警戒して外したかったボールが内に入り、打球はセンター前へ。これで二塁ランナーも還してしまい、2点を勝ち越されました。
そして後がない最後の攻撃。キャプテン雄太のヒットから勢いに乗り、2・3塁と攻めます。一打同点の場面でしたが、ここで打球はサードゴロ。送球間に雄太はホームを突いたものの、送球が間に合いタッチアウト。ゲームセットとなりました。
終わってみれば2点差、接戦で勝ち切れない今年のチームを象徴する、悔しい終わり方となってしまいました。こんなに接戦続きの代はない!
6年生は、たくさん経験した悔しい気持ちを胸に、次のステージに挑むことになります。
少年野球で、勝敗に直結するワンプレーの重さを知れたことは財産です。中学では、誰よりもワンプレーにこだわってほしい!!
未曾有の一年間、選手たちは良く頑張りました。自分の力ではどうしようもないことを受け入れ、前に進み続けた経験は必ず活きてきます。
来年こそ、優勝、黄金時代の幕開けへ!頑張ろう5年生!