桃二は追いつかれた七回、敵の守備の乱れに乗じてサヨナラ勝ちした。この日の完投を含め大会全5試合に登板した主戦・遠藤裕樹投手(41)は「疲れで肩が上がらなかったが、見に来てくれた子供たちの声援で頑張れた」と笑みを見せた。久々の優勝に竹下慶一監督(52)は「投手力の高さに加え、みんなが打ってコツコツ点を取った総合力の勝利」と選手をたたえた。閉会式で二村好彦会長は「これからもみなさんが少年野球の見本になってほしい」とあいさつした。(毎日新聞より)